ビデオ編集用・自作パソコン/作業領域の簡易高速化
2018.3.29
ビデオ編集PCの作業領域を高速化する事のメリットは、映像DATAの読み書きや、DATA変換、プロキシDATAの作成、波形キャッシュの作成、編集後の再生、等々、様々な場面でのメリットが考えられます。
読込速度3500MB/s、書込速度2100MB/sに達する高速SSD【M.2・Type2280】が発売されている近頃では、SATA・6Gbpsでは役不足で、
リムーバブル可能な高速インターフェースが待たれるところです。
使用しなくなった
2.5インチHDD2基を、
3.5インチHDDと同サイズのケース【オウルテック OWL-IE32-BK】に収めて
Raid0により、3.5インチリムーバブルHDDとして使用してみました。著しい改善ではなく体感的にも従来と大した差がありません。ビデオ編集PCの作業領域は、現状、4K素材、1カメ分でも2TBは必要と考えており、4K素材が増えてくれば、更に大きな容量が必要になります。出来る事ならSSD【M.2・Type2280】を4枚用意して、Raid0を構築したいところですが、それには高額出費を伴いますので、しばらくの間、このシステムで運用したいと思います。
転送速度は、概ね、以下の様になると思います。
Raid0_SSD>SSD>Raid0_3.5インチHDD>Raid0_2.5インチHDD>3.5インチHDD>2.5インチHDD
【特徴】 |
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1. |
作業領域 2TB (1TB・HDD×2、Raid0)
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2. |
このRaidボックス(OWL-IE32-BK)はSATA_6Gbpsなので、これを超えるスピードのものは認識しません。
【例】読み書き500MB/s程度のSSD2基を入れて、Raid0にすると、およそ1000MB/sとなり、6Gbpsを超えるた
めに認識しませんが、Raid1やJBOD設定では運用可能です。
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3. |
リムーバブル可能であり、バックアップが取りやすく、作業環境の変更が簡単。
Raid0なので本来は2個のHDDにもかかわらず、1個のSATA HDDとして認識されるため、クローン・バックアッ
プは1個のHDDで済み、非常に便利です。 |
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