Vinten VB-AP2M (Vision Blue Head) Review、舞台撮影のビデオ三脚
2014.7.26
Vinten Vision Blue Headは、ハンドヘルドビデオカメラ用三脚の
雲台としては、非常に満足度が高く、
オイルフリュード特有の滑らかな操作感はもとより、ビデオ撮影の現場で欲しい機能は全て備わっていると思います。旧モデルVinten Vision3の後継機として数年前にリリースされましたが、価格も半分以下となり、加えて搭載重量
2.1kg〜5kgの範囲で
カウンターバランスは連続可変(完全バランス)となり、従来機のVision3よりも便利になりました。Visin3は、ヘッドの全面よりスプリングを交換して、カウンターバランス重量を変更していましたが、Vision Blueでは、ダイヤルを回すだけで調整出来ます。従来機のVision3を引き継いで、無段階調節の
LFドラッグシステムとよばれる機構により、
パーン、チルト夫々の油圧抵抗を連続可変して、操作感を好みの重さに調整する事が可能です。また、パーン時の
バックラッシュ(引き戻し)も極めて小さく、ピタッとアングルを決める事が出来ますので撮影を楽しませてくれる一押しビデオ雲台です。もちろん、
スライディングプレート(カメラ・プレート)やLED照明水準器も標準装備です。Vinten VB-AP2Mの脚部も非常にしっかりしたもので、雲台をコンクリートで固めたかの様にガッチリと固定出来、これほど安定した脚部はめったにありません。ただ、アルミ製で重たい事から、現在は、脚部を
GITZO GT3542XLSに替えて運用しています。
拡大:画像クリック
ダイヤル式調整 |
LED照明水準器 |
旧モデル Vinten Vision3 |
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