画質で選ぶドライブレコーダー/最低限の機能で選ぶドライブレコーダー
更新 2019.4.3
車載カメラ【サイドカメラ、フロントカメラ等】 ドラレコ風景 画質で選ぶドライブレコーダー 【E-PranceB48】 アコードツアラーDIY(カスタマイズ)
最低限の機能で選ぶドライブレコーダー【ZS1080DR18】 リアカメラ兼用ドライブレコーダー【Pioneer ND-DVR1】
五月山公園〜日の丸展望台/ドラレコ風景 E-Prance B48、60fps、1920×1080P
■画質で選ぶドライブレコーダー【E-Prance B48 60fps 1920×1080P】 2016.3.2
YouTubeで公開されているドライブレコーダーの映像を参考に、
Full_HD(1920×1080P)で60fps、
常時上書き録画が可能なE-Prance B48(中華製??)を選びました。最終比較対象としたのは、@
パナソニック CA-XDR51D【55fps】と、E-Prance製品で、AB47FSと、BB48でしたが、パナソニック CA-XDR51D【55 fps】については、ドライブレコーダーとしての機能と画質を高いレベルで両立しており、申し分の無い完成度ではあったものの、ただ1点、路面の振動時の状態(
コンニャク現象)の処理が不満でした。E-Prance製品ABは共に『Ambarella A7LA70』というチップ(マイコン?)を核としている様で、絞り値については、B48はf/2.9、B47FSはf/2.3-6、とB47FSに分がありました。私は
PL(偏光)フィルター装着を想定していましたのでB48に決定した次第です。E-Prance B48は、
地デジに悪影響との情報も知りつつ、
LED信号機の周波数問題がある事も知りつつ、陳腐化も承知で、ざっくりと、映像の安定感、路面の振動時の状態(コンニャク現象)、解像感、コントラスト、レンズの
歪曲収差等に留意して好みの画質で選びましたが結果にほぼ満足しています。このドラレコの長所は、
歪曲収差の対策が成されており、電柱等が、少し逆反り状態になるものの、個人的には見やすい映像になっていると思います。
しかし、その後、『
Xiaomi Yi Dashcam』や『
DOME D201』の映像を見つけて、
Xiaomi Yi Dashcamは映像の安定感がある様で素晴らしい録画をされており、DOME D201もSPEC的に一歩上をゆくAmbarella A12LA55を搭載し、60fpsと50fpsの切換が出来て512GBのmicroSDXCにも対応との事で、西日本でのLED信号対策も成されている様です。(2016.3.2現在)
さて、E-Prance B48はドライブレコーダーの役割であるLED信号機の記録が不完全で、昼間の西日本では約3秒程、消えて
確認出来ない事を検証しています。
夜間においては、シャッタースピードが遅くなり、記録フレーム内にLED信号機の状況が収まるものと思われ、約8分間、LED信号機が
消えない事も検証済です。そして、
電源喪失の場合でも内蔵バッテリーによって録画が継続されるために、事故の瞬間を撮り逃す事は無いと思われます。
あとは、AMラジオ、FMラジオ、地デジ放送、ETC、VICS、ナビ、ハンズフリー電話等への
影響が気になるところですが、当方の車両では今のところ問題は発生していませんが、MIC=ONで記録された音声に、少しノイズが載る場合があります。
録画されるファイルは「1ファイル=5分、1920×1080P、60fps、S-Fine」の設定で660MB(5分間)、QuickTime「.MOV」となって、
64GBのmicroSDXCメモリーならば約8時間ごとに古いファイルから上書きされてゆきます。
総じて、LED信号機の周波数問題未対策(西日本)のため、
ドライブレコーダーとしてのE-Prance B48はNGですが、長所は@
コンニャク現象の処理が非常に自然であり、A
レンズの歪曲収差が目立ちにくくて(
歪曲収差・比較)、B樹木等の情報量が多くて動きが早いシーンでも破綻せずに
ブロックノイズが発生しにくく、C内蔵バッテリーによる
手持ち撮影が可能で、約20分程度の映像ならブラケットから本体を外して
ハンディカムの様な運用も可能な事が挙げられます。
事故の記録を目的としたドライブレコーダーは、画質のこだわりを捨てて最低限の機能を備えた
ルックイーストZS1080DR18 (1920×1080P 24fps)を併設し、万が一の事故に備える事に致しました。
●画像クリック → 拡大 ドライブレコーダーE-Prance B48 取り付け位置
■参考動画 (昼) (夜)
LED信号機の認識不可は約2
.7秒間
■参考動画
■最低限の機能で選ぶドライブレコーダー
/【ルックイーストZS1080DR18(1920×1080P 24fps)】
2016.3.11
ドライブレコーダーを選ぶ上で重要視している機能
@電波障害によるETC、ナビ、AMラジオ、FMラジオ、地デジ放送、ハンズフリー電話等への影響
ALED信号機の周波数問題の対策
B電源喪失時でも最終ファイルが確実に書き込める事
C第三者に
説明し得る画質である事
【上記の4条件を満たすドライブレコーダー】
▲は、仕様書等で
電源喪失対策を明確に説明されていない機種ですが、実際には対策が成されているかも知れません。
<1>
Pioneer ND-DVR10 (27.5fps) 電源喪失対策
◎ <2>アサヒリサーチ・ドライブマン720α(27.5fps) 電源喪失対策
◎
<3>
コムテック HDR-151H (29fps) 電源喪失対策
◎ <4>ルックイースト ZS1080DR18 (24fps) 電源喪失対策
◎
<5>
ケンウッド KNA-DR350 (27.5fps) 電源喪失対策
▲ <6>
パナソニック CA-XDR51D (27.5fps) 電源喪失対策
▲
ルックイーストZS1080DR18(1920×1080P 24fps)
上記の候補の中から、驚きの低価格、Made in China、ダメもとで「
ルックイースト ZS1080DR18 (1920×1080P24fps)」を取り付けてみました。defaultでは、1440×720P、30fpsとなっていましたが、1920×1080P 24fpsに、また、サイクル録画を3分(1ファイルが3分)の設定に変更して使用開始致しました。画面が非常に小さいので設定の際には少し見辛く、
映像の外部出力端子が無いので、およその画角に設定する以外ありません。しかし、ドライブレコーダーに必要な最低限の機能は備わっていると思います。画質については少し暗く感じます。そして24fpsなので
パラパラ、カクカクとした動きになり、鑑賞には不向きな映像ですが、超低価格で昼夜を問わず
最低限のドライブレコーダーの役割を果たせるものと考え、ユピテル DRY-FH211に代わってZS1080DR18を後継機に致しました。
@電波障害によるETC、ナビ、AMラジオ、FMラジオ、地デジ放送、ハンズフリー電話等への影響について、問題ありません。
ALED信号機の周波数問題について、1920×1080P 24fpsに設定すると、早い点滅により常時確認可能です。
B電源喪失時でも最終ファイルが確実に書き込める事については、録画状態で電源コードを引き抜きましたが
3〜5分後まで録画を継続してから電源が落ちました。最終ファイルの再生も出来ました。
C第三者に説明し得るか否かについては、事故の当事者が判明している場合は十分に証明出来るものと思われます。
ナンバープレートが読めるか否かについては、距離や角度、状況(昼夜)の違いによって読める場合もあります。
ファイル形式はAVI、サイクル録画→3分の場合、1ファイルが “ディスク上のサイズ 421 MB ( 442,474,496 バイト)”となっています。32GBだと約3.8時間ごとに古いファイルから上書きされてゆきます。
■参考動画
●画像クリック → 拡大
■リアカメラ兼用ドライブレコーダー【Pioneer ND-DVR1】後方用ドライブレコーダー 2016.2.3
ND-DVR1はレコーダーとカメラが分離されていてカメラ部は非常に小さく、鏡像表示が可能な上、ビデオ映像の常時出力が可能な事で『リアカメラ兼用ドライブレコーダー』としてリアゲート・上部のスモークガラス内部に取り付けています。
後方用ドライブレコーダーとして、追突された時、後方の状況記録を主目的としていますが、荷物を満載してバックミラーが見づらい時にはリアカメラとして鏡像をモニターで見る事が出来るため非常に助かります。残念な事に、スモークガラスごしの映像となるために、夜間はリア・モニターとしては役に立ちませんが、追突された場合なら状況確認は十分にできるものと考えています。またND-DVR1は鏡像表示の設定にしていても録画映像は正像で記録される事も気に入っています。→
サンプル映像(YouTube)
バックギア連動のバックカメラはナビモニターにて、バックの時、最優先表示となりますが、ND-DVR1は鏡像表示、常時出力で
AVセレクタ(AVS430)を介して
サブモニターLで表示させており、何時でも見たい時に選択する事を可能にしています。
標準装備のバックカメラとは別のものとして、リア・カメラ兼用の後方用ドライブレコーダーという位置づけで、ND-DVR1は画質、機能共に満足しています。特にLED信号機は高速の点滅で記録される様になっており、事故のタイミングに関わらず確実な状況説明を可能にしている点が、ドライブレコーダーの信頼性として高く評価しています。
この機種は、電源喪失に陥った場合、最終ファイルを書き込めない可能性が危惧されていますが、レコーダー本体をコンソール・ボックス内に設置しているため、追突された場合、カメラ(プラグイン・カメラ)は壊れる事はあっても電源ケーブルが即座に抜けたり切断される事は無いと考えています。因って後方用ドライブレコーダーとして使用する場合は、電源喪失を気にしなくても良いと思っています。
フレームレートについては、今、販売されている安価なドライブレコーダーの殆どは約30fpsであり、ND-DVR1も例にもれず、27
.5フレーム/secとなっています。テレビ映像の様な、より綺麗な滑らかな動画を求めてしまうと、27.5フレーム/secでは動きが早いものに対してはパラパラとした感じになり、少し不満が残りますが、万が一の状況記録のためと割り切れば、十分に満足のゆくドライブレコーダーだと思います。
前方用のドライブレコーダーとして、
ユピテル DRY-FH211を普通に設置していますが、前方用、後方用、共に、常時上書きモード、フレームレートは720P(1280×720P)、約30フレーム/sec(約30コマ/秒)にしています。前方用ドライブレコーダーは、出来れば約60フレーム/secのフレームレートのものを装着して、家庭用ビデオカメラ並みの旅行ビデオとしても活かせる映像を記録したいという欲求がある事は否めません。
■参考動画
※より滑らかな映像、
約60フレーム/sec(約60コマ/秒)で録画できるドライブレコーダー
●ユピテル (1)
DRY-AS380M 720P:
60,30コマ/秒 、(2)
DRY-AS400WGc 60コマ/秒(720Pのみ)、等
●PAPAGO JAPAN (1)
GoSafe 525 HD60,1280×720P (2)
GoSafe 372 720P60,1280×720P
(3)
GoSafe 381 HD60,1280×720P (4)
GoSafe 200 720P60,1280×720P、等
●
パナソニック CA-XDR51D 1920×1080P 55fps
●
E-Prance B48 1920×1080P 60fps、
E-Prance B47FS 1920×1080P 60fps
●画像クリック → 拡大
リアカメラ(Pioneer ND-DVR1)の取り付け位置、標準装備のバックカメラの埋め込み位置
ドライブレコーダー Pioneer ND-DVR1 (後方用ドライブレコーダーとして運用)
失敗談-2 【Pioneer ND-DVR1】
車内配線の際に、カメラコード(USB端子付き)を通すために内装部品に穴をあけて、カメラコード(USB端子付き)も切断して後で接続しようとしたところ、夫々のコードがつながったはず、、、にも関わらず、カメラが認識されない現象に陥りました。結局、もう一つ、ND-DVR1を購入してそのカメラのUSB端子付きコードに、市販のUSB2.0延長コードを経由してレコーダー本体に接続したところ、正常に動作致しました。デジタル信号が流れているためなのか、知識不足か接続ミスなのか、理由はよく分かりませんが、安易にND-DVR1のカメラコード(USB端子付き)だけは切断しない事をお勧め致します。
●画像クリック → 拡大
ドライブレコーダー Pioneer ND-DVR1 取り付け位置 /カメラコード(USB端子付き)を切断した様子
■歪曲収差・比較(ドライブレコーダー) 2016.6.17
レンズ(画面)の左右上下の端では、被写体の直線的な部分が、まるく歪む事が多々あり、これを歪曲収差と呼びます。
この歪曲収差を、光学的に、またはソフトウェアーによってどの程度抑えられているかを手持ちのドライブレコーダーで比較してみました。それぞれ画角やレンズ構成が違う事を前提で、画面左の
電柱の曲がり具合をご覧下さい。
4機のドライブレコーダーの内、A、B、Cは、大きく右にそっていて違和感がありますが、@E-Prance B48 のみが少し左側にそっていて、そり具合が非常に少なく、また、2560X1080p 30fpsでも歪曲収差は上手く抑えられていると評価しています。
参考動画(YouTube)
@
E-Prance B48 A
ルックイーストZS1080DR18 BEken H9 C
ユピテル DRY-FH211
※Eken H9 (アクション・カメラ) 設定:ループ録画=ON、日付スタンプ=ON
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■ドライブレコーダーの白飛び改善 ユピテルDRY-FH211 30fps 2016.2.18
何気なく取り付けたドライブレコーダーで、露出オーバー気味となり、白飛びが発生していた事に気付いて改善致しました。
とは言え、ドライブレコーダーの向きを少し変えて、ダッシュボードの黒っぽい部分を画面から出来るだけ外しただけの事ですが、それなりの効果がありました。これは全てのドライブレコーダーに当てはまる事だと思いますので、日ごろは無関心になりがちなドライブレコーダーの映像について今一度、ご確認される事をお勧め致します。
■参考動画
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■車載防犯カメラ
車両強盗、車上荒らし、イタズラ等を防止するためのシステムとして、一般的なカーセキュリティー機器と共に、リアルタイムで車両の状況を映像で確認できる様にトランスミッターを伴ったビデオカメラを設置しています。アンサーバック・リモコン(カーセキュリティー)の知らせによって、誤動作か否か、犯行なのか否か、その状況を判断出来るために非常に重宝しています。
カーセキュリティーとして様々な機器が販売されていますが、車両そのものに対してはOBDUを介する
イモビライザーカッターガードや、イタズラ等に対する威嚇程度のもの、と様々ですが、私は
@犯行を察知して状況を把握する事、
A犯行の状況を録画する事、の2点に的を絞り、メンテナンスが楽で現実的に継続運用が可能なシステム構築で大きな安心感が得られています。全てを公開出来ませんので、簡単な説明に留める事をご了承下さい。
<1>システム構成 <2>停車中の監視機器の電源→大容量ジャンプスターター
----------以下、原稿作成中